子どもと一緒に製作 ♪ こいのぼり
5月5日は子どもの日。
子どもが心も身体も健康に育ちますように。
そんな願いをこめて飾るこいのぼり。
こいのぼりの由来についてはこちら
我が家の子どもは娘だけで、本格的なこいのぼりや五月人形を用意する機会はないのですが
子どもと一緒に端午の節句を楽しみたいと思い、一緒にこいのぼりを製作しました。
折り紙を切って貼るだけですので、子どもたちも楽しく参加できると思います。
簡単に作り方をご紹介します♪
用意するもの
- 折り紙
- トイレットペーパーの芯
- 支柱となるもの…今回は100均で買った風車
- こいのぼりを固定するビニールひも(これも100均で買った植物固定用のビニールひも。ビニールのわりに固いので扱いやすいです)
鯉を作る
まず尻尾を切ります。
トイレットペーパーの芯に折り紙を合わせてみて、芯が見えない程度のところに鉛筆で△印をつけます。
お腹部分と背中部分の両側があるので、対照になる位置に2つ△印をつけましょう。
↓鉛筆でつけた△部分をハサミで切り落とします。
△印と反対側の、口になる部分を5ミリ程度折り曲げます。
身体部分をトイレットペーパー芯に巻き巻き。
のり付けします。
しっぽ△に切った部分が正面と背面にくるようにします。
目をつくります。
白い紙(折り紙の裏でOK)を丸く切り、サインペンでグリグリ。
目と模様をペタペタ・・
のりで貼ったら、鯉の完成です。
模様は、いろいろな色の折り紙をちぎって貼る【コラージュ】という手法を使いました。
他にも、
- 身体をトイレットペーパー芯に巻き付ける前にサインペンでお絵描きをして模様を描く
- うろこの模様(小さい△)に折り紙を切って整列させる
- スタンプで模様をつくる
- シールを貼る
- レースを貼る
など、いろいろな工夫が考えられます。
お子さまのお好みや年齢に合わせて模様を楽しんでみてください。
吹き流しを作る
吹き流しは省略もOKです。
見栄えがするので作ってみました。
吹き流しとは・・・
五色の色をかかげ、魔除けとしてこいのぼりにかかげられていました。
なぜ魔除けとなったかと言うと、「五色」は中国の「五行」に由来し、万物の源である【木・火・土・金・水】を表すものであるためです。
どの色を五色とするかは思想や宗派により異なるようです。
(今回は娘の好きな色でつくりました)
まずトイレットペーパー芯を切ります。
先端部分をのこし、2センチ程度感覚(五色に合わせて足を5本にしたい方は、芯の大きさに合わせて5等分してください)でタコの足のように切っていきます。
折り紙を切ります。
写真のように、凸形に切ります。
凸の出ている部分がトイレットペーパー芯の先端部分になるので、芯に合わせながら長さを調節してください。
たこ足付け根部分は切込みを入れておくと、あとでのり付けしやすいです。
いろいろな色で凸形を切ったら、トイレットペーパー芯にはりつけていきます。
写真のように、タコ足部分は折り返し、芯の裏にも折り紙を貼ります。
これで中側も芯が見えずきれいな状態になります。
足部分を全部貼り終わったらできあがり。
大きさが合わず、特に先端部分に白いところがでてしまったら、同じ色の色鉛筆やサインペンで塗りつぶせばキレイに仕上がります。
支柱につけて、完成
こいのぼりの頭と顎部分に、ペンなど尖ったもので小さな穴をあけ、ビニールひもを通します。
支柱に固定させて、完成です。
↑娘は鯉の2体目で力尽き、模様が雑になりました・・
ぜひお子様と一緒に楽しんでみてください♪
【こいのぼり】と【端午の節句】の由来
5日5日は端午の節句。
男の子のお祝いの日として、こいのぼりや五月人形を飾ります。
また、菖蒲湯に入ったり、柏餅を食べたり・・・。
子どもの健やかな成長を願う、大切な行事ですね。
日本の伝統として受け継がれてきた行事なので、やはりそこには意味があります。
なぜ飾るのは【こいのぼり】なのか?
なぜ【端午の節句】に菖蒲湯や柏餅やちまきがつきものなのか?
お子さんと一緒にその深い意味を感じながら、5月5日を家族みんなで楽しみましょう。
【こいのぼり】の由来
端午の節句につきものの【こいのぼり】。
その名前のとおり、「鯉」をかかげた「幟(のぼり)」です。
昔、【のぼり】は武士が自分の所属を示す、大切なものでした。
多くは家紋を記した布を長い柄にくくりつけ、誇示や敵味方の判断に使われたとされています。
それは武家にのみ許されるものでした。
それに憧れた町人の間で、子どもに立身出世や健康を願う自分たちの【のぼり】を立てたいという思いが生まれます。
でも、町人たちに家紋を示す武家のような【のぼり】を掲げることは許されません。
そこで、人々は【鯉】をのぼりに立てることを考えます。
昔、中国の黄河という河の上流にある、流れがとても急な「竜門」という急流があり、そこを唯一登り切った一匹の鯉が姿を変えて龍になったという伝説から「登竜門」ということわざができました。
そこで、鯉が滝登りをするように勇ましく、難しい関門も突破できるような子どもに育つようにという立身出世の願いをこめて、鯉をのぼりに立てるようになったと言われています。
端午の節句は、女性のお祭りだった?
端午の節句は5月5日。
端午の「端」とは「初め」という意味で、「端午」は月初めの午(うま)の日を指します。中国では「5」の数字を重んじていて、5が重なる5月5日を「端午」とよび、それを節句として祝いようになり、その儀式も日本に伝わります。
一方、日本で5月は田植えの時期。
昔、田植えは穀物豊穣を祈り田の神を迎える神聖な行事であり、田植えをするのは生命を生み出す女性の役目です。
そこで田の神様を祭るため、5月5日になると女性は菖蒲で亭主のおしりを叩いて家から追い出し、女性だけで家にこもっていました。そのため5日やその前夜を「女の家」「女の天下」などと言われ、もとは女性の祭りであったとされています。
ちなみにこの祭りで「菖蒲」が使われたのは、
山姥(やまんば)を妻にした男がその正体をしってしまい、山姥に追われたところ菖蒲の下に隠れて逃げることができた
という伝説に基づいています。
菖蒲はその匂いが蛇や虫を追い払い、解毒作用もある邪気払いの植物であると信じられていたためです。
今でも、菖蒲の枕や菖蒲湯などで邪気を払うというしきたりが残っています。
なぜ男の子の節句になったの?
もとは神聖な田植えを控えた邪気払いとして、女性が主人公だった「端午の節句」が男の子の祝い事となったのは、武家社会になってからです。
武士の時代になると、「菖蒲」が「尚武(武を重んじること」や「勝負」と音が同じことから、5月5日には武士や子どもたちの間では【菖蒲打ち】を行い菖蒲を地面に打ち合い音の大きさを競ったり、馬で競争したりと勇壮な行事が行われるようになり、次第に男の子の節句という意味あいが強くなってきました。
また、菖蒲で兜を作ったり、人形をつけることがはやったことから、武者人形も誕生します。
端午の節句に【ちまき】や【柏餅】を食べる理由
【ちまき】を食べる理由
ちまきを食べる風習は、中国から伝わったものです。
紀元前という大昔の話。
彼は嘆きのあまり、川に身を投げ自ら命を落としました。
その日が5月5日であったため、人々は彼を慕い、毎年5月5日に彼の霊をなぐさめるために川に米を投げて祭っていました。
ところがある日、川から一人の男が出てきて
「祭ってもらうのはありがたいが、いつも米を龍に横取りされてしまう。龍の嫌いなオウチの葉でくるんで、あや糸でしばってほしい」
といったとされます。
これがちまきの起源で、その後5月5日の節句にちまきを食べ、邪気を払うようになったといわれています。
【柏餅】を食べる理由
柏餅を食べるポイントは、「柏の葉」の特徴にあります。
柏の葉は、枯れても木から落ちず、新しい芽が出るまで落ちることがありません。
このことから、「この子が子どもを産むまで親は生き、子孫は繁栄する」縁起の良いものと捉えられ、それが男の子=跡継ぎという昔の風習とあいまって、男の子の節句の縁起物として食べられるようになったのですね。
ただ柏餅は江戸時代から関東で食べられるようになったものであり、関西では昔から端午の節句に用いられていたちまきが主流です。
男の子の節句ではありますが、健康な成長と幸せを願う親の気持ちは女の子であっても同じもの。
すべての子どもが尊ばれ、心も体も豊かに育つよう願いを込めて
家族で楽しい5月5日を過ごしたいですね。
手作り移動ポケット応用編☆柄の方向がある布の場合とフリルの入れ方
子どもの移動ポケットの作り方です。
ミシン裁縫素人+超不器用な私が作れた、簡単なレシピをご紹介します。
基本の作り方はこちら。
移動ポケットの作り方
↑この作り方をもとに
今回は
柄に向きのある布でも素敵に作りたい!
フリルレースをきれいにいれてみたい!
という思いからこちらの作品を作った際のレシピです。
※全体の工程は、こちら↓のリボン生地の写真でご説明します。
柄向きある生地特有の注意点は、↑紫ネコの生地の写真に切り替え、注意書きを入れています。
↑こちらのフリルレースは、内側切れ端がちゃんと処理してあるものなので、布の上からそのままミシン掛けできるタイプです。
今回は、内側切れ端が処理されておらず、合わせ布の中側に入れ込んでミシン縫いしなければいけないタイプのレースを入れる場合についてご紹介します。
1.布の裁断
表地=リボン生地
裏地=ピンクの水玉生地です。
それぞれ1枚ずつ裁断します。
※裏地のうち4㎝高さの小さいパーツは、ベルトになる部分です。表地を使ったり他の布を使ったりしてもOKです。
2.ベルトを作る
クリップをつけるベルト部分を作ります。
高さ4㎝の小さいパーツを使います。
まず、1㎝幅のところで折ってアイロンをかけます。
反対側も同じように折ってアイロンがけ。
真ん中に上下が集まるように折ります。
アイロンがけをし、こんな感じになります。
ベルトを表地にとりつけます。
この工程では布の向きに注意!写真をネコverに切り替えます。
柄を、上から下へ順方向になるように置きます。
下から11㎝くらいのところにベルトを付けます。
左右端っこをミシン掛けして固定してください。
両端から4㎝くらいのところでミシン掛けし、クリップを挟む部分をつくります。
3.ティッシュケース開口部下側を作る
ベルトをとりつけた表地の上側が、できあがったときティッシュケースの開き口の下側になります。
開き口になる部分を5ミリ程度で三つ折りしておきましょう。
4.ティッシュケース開口部上側を作る
次に、ティッシュケースの上側開き部分となるパーツを作ります。
ここも向きに注意です。
表地の7㎝高さに切った布パーツの片端を5ミリ程度で三つ折りします。
三つ折りする部分は、必ず柄方向の下側にしてください。
↑このパーツを、裏地の布にとりつけましょう。
基本作り方の写真に戻ります。
縫い合わせたら、開いて縫いしろをアイロンで割ります。
5.表地と裏地をくっつける
2つのパーツを合体します。
フタ部分に、切れ端を外に魅せられないレースを入れる場合 ここで処理をします。
(ネコ布写真に切り替えます)
写真のように、柄方向はさかさまにします。
ベルトより上部分がフタになるところなので、ここにレースをつけていきます。
レースは表側が布にあたるように(裏側が見えるように)まち針で固定して下さい。
レースを固定したら、中表にしながら表地と裏地を合わせ、周囲をミシン縫いしていきます。
↓裏地を下、表地を上にかぶせ、ティッシュケース部分を折り返します。
(基本写真に戻ります)
ティッシュケースフタの三つ折りした部分は、重ねてください。
6.ポケット部分をつくる
ティッシュケース開口部分から手を入れ、ひっくり返します。
角の部分に指を入れてよくのばします。
キレイな表地と裏地がお目見えします。
ティッシュケース部分を折り曲げ、ポケットをつくりましょう。
位置が決まったらアイロンをかけて固定し、両サイド部分を手縫いします。
※ミシン縫いもできますが、糸をみえないように手縫いしたほうが仕上がりが綺麗です。
7.完成!
柄・フリルつきはこんなかんじに仕上がります。
マジックテープをつけてフタを固定しました。
表に、ビーズやリボンで飾り付けしても可愛い♪
柄の向きの注意喚起と言う意味で、ネコ布写真と基本作り方の写真とまぜこぜにしてみましたが
かえってわかりにくかったでしょうか・・・。
フリルを入れる工程も、難しいかなと思いつつやってみましたが丁寧にやれば意外とキレイにできました。
超がつく不器用・適当な私でも作れた移動ポケットです。
(材料原価も400円以下・・♡)
ご参考いただけたら嬉しいです♪
素人でもできる手作り☆子どもの移動ポケット
4月から新学期。
最近では保育園・幼稚園や小学校で移動ポケットをつけているお子さんが多いですね。
毎日使うものなので、洗濯しやすいものがいいし数も要る・・・。
自分で娘好みの移動ポケットを作れないかな?と思い、
いろいろなレシピを参考に試行錯誤した結果、
ミシン裁縫ド素人+「超」がつく不器用な私でも作れた移動ポケットの作り方をご紹介します。
今回作成したのは
ティッシュケースとハンカチケースが別個にできるもの
です。
とっても簡単で、1時間もあれば作れちゃいます。
もちろん生地を変えれば男の子用にも作れます♪
このページでは、初めて作った私が生地の方向など考える余裕がなかったため、
生地の柄に方向がないものを使用する場合のレシピを記載しています。
方向がある柄の生地をご使用される場合には、次の記事(作成中)をご参照ください。
なお
あくまで、超素人用レシピであることをご了承ください(汗)。
1.布の裁断
見た目表にでる表地(向かって左)と、ポケット蓋を開いたときに顔を出す裏地(向かって右)をそれぞれ一枚ずつ裁断します。
※ただし、裏地のうち高さ4㎝の小さいパーツ→クリップをつけるベルト部分になるので表に出ます。こちらも表地と同じ布を使いたい場合は、このパーツだけ表地の布で裁断してください。
寸法は下の通り。
2.ベルトを作る
クリップを付けるベルト部分を作ります。
高さ4㎝の一番小さいパーツを使います。
まず、1㎝幅のところで折ってアイロンがけし・・・
反対側も同じように折ってアイロンがけ。
真ん中に上下が集まるようにします。
真ん中部分で折ってアイロンがけをし、こんな感じになります。
表地にとりつけます。
位置はこんなかんじで、左右端っこをミシン掛けして固定してください。
固定したら、クリップをつけるための場所を確保します。
クリップをつける場所をあけ、ミシンで縦に縫い付けます。
端っこから距離があると、つけたときにクリップが動きやすかったりベルトがたるんだりするので、私は結構せまい間隔にしています(左右端っこから4㎝くらいをミシン掛け)。
2回くらい返し縫いをして、しっかり固定させてください。
3. ティッシュケースの下の開口部分をつくる
できあがりのときティッシュケースの下のパクパク開く口部分になるのが、表地の上端部分です。
ここを、5ミリ程度で3つ折りします。
写真撮り忘れてしまったので絵でご容赦ください。。
4.ティッシュケースの上の開口部分をつくる
表地のうち、7㎝高さで切った布パーツを、【3】と同じように5ミリ幅で3つ折りします。
↑三つ折りができたら、内布と 中表で合わせてミシン掛けし
表地の方を広げたら、
縫いしろをアイロンで割ります。
5.表地と裏地を合わせる
本体を合体します。
表地・裏地それぞれ、作業3と4でポケットの開口部分用に三つ折りした部分を下にし、まだ縫っていない切れ端の方を上側でぴったりと合わせ、
表地を上にして中表どうしで合わせます。
↓写真のように合わせたうえで、下になっている裏地のはみ出ている部分を折り返します。
折り返すとこんなかんじです。
表地・裏地の三つ折り部分は重なるようにしておきます。
左右にミシンをかけていきます。
上の切れ端の部分は囲うようにして縫います。
塗ったら、余分な角をハサミで切り落とします。
これで表地と裏地がくっつきます。
6.ポケット部分をつくる
三つ折りを重ねて塗った部分がティッシュを出すところになります。
ここから手を入れ、布を表にひっくりかえします。
角の部分に指を入れてよくのばします。
表に返したら、ティッシュケース部分を折り曲げます。
位置がきまったらアイロンをかけて固定し、両サイド部分を手縫いします。
(ミシン縫いもできますが、糸をみえないように手縫いしたほうが仕上がりが綺麗です)
7.完成!
完成です☆
ティッシュケースと、ハンカチケースが分れていて便利♪
レースやリボンをつけて可愛く♪
クリップは市販やネットで売っています。
ネットだとキャラクターものや♡形などとってもかわいいものが売ってます♡
ご紹介したレシピは横幅17㎝でとっています。
子ども曰く、これが一番いい大きさとのこと。
横幅を試行錯誤してできた作品たちはこちら。大きさの違いが分かります。
(15~18㎝で試しました)
ぜひお試しください♡
保育士試験・科目合格は3年有効!でも、一発合格を勧める理由
夫単身赴任中&2幼児を抱える母です。
平成30年度保育士試験を受験し、約4か月の独学勉強で一発合格をいただきました。
状況的に、ひたすら効率を求めなければ合格が程遠い環境であったため、
- いかに合格ラインに届く勉強方法を考えるか
- いかに時間を有効につかうか
に焦点をあてた勉強方法でした。
今回は、【目指せ一発合格】についてです。
保育士試験は一発合格を目指すかどうかという視点が、試験をパスできるか否かの大きな分岐点になると考えています。
※保育士試験の概要などはこちら
科目数が多い保育士試験。
9科目の幅広い分野から出題され、問題の内容も決して簡単なものではありません。
しかも、1科目でも合格基準(6割)に達しなければ試験合格とはならないため、すべての分野において合格基準以上とれるだけの勉強をしておかなければいけません。
これがなかなか大変。
9科目の勉強はもちろんのこと、9つの試験を受けるだけでも集中力が切れてしまい、これがせめて4つか5つの科目だったらなあ・・なんて思うのも当然です。
そこで!保育士試験の特性として
【1度合格点(6割)とれたら、原則3年以内ならその後の受験で合格科目が免除される】
というものがあります。
※ただし、教育原理と社会的養護については1度の受験で双方6割以上とれなければどちらも不合格となりますのでご注意を
え!合格科目が3年間有効!?
じゃあ一度に9科目合格ラインいかなくても、3年かけて全科目合格できればいいじゃない!
試験勉強前の私はそう思いました。
しかし!
試験勉強を終えた今、断言します。
合格を目指すなら
一発で合格することのみを考える!
【3年間】というのは、あくまで一発で合格できなかったときのセーフティネットでしかありません。
いうなれば、
一発合格を目指さなければ
3年間でも合格できない
と考えます。
矛盾すること言ってるぞ?
と お考えだと思いますが、要は心の問題です。
特に独学は、自分のやる気との勝負。
誰も勉強のペースをチェックしてくれないし、自分が合格水準に達しているかどうか、第三者的な評価もしてもらえません。
「3年間あるから今できなくても大丈夫」
という気持ちは、
参考書を読むとき、難しいところなどがあると…
「まだ時間あるし、ざっとみて後でまた見直せばいいや」
↓
どこが重要でどこに手を抜いていいのかというメリハリがなく、なんとなく参考書の文字を目でなぞるだけになる
過去問を解く練習中。2択or3択まで絞れたものの、1つに決めるのが難しい問題に出くわす
「今回全部受からなきゃいけないわけじゃないし、カンで合ってたらラッキー。なんとなくこれかな?解答みてみよう」
↓
「なんとなく」で答えるクセがついてしまう。「絶対この問題は落とせない‼」という真剣さ・必死さがないと、試験本番で選択肢を1つに絞ることはできない。
という、とてももったいない試験勉強におちいりがちです。
たとえ
一発合格するぞ!
とおもって勉強して残念な結果になってしまったとしても
原則3年という期間は、単にもう一度チャンスを与えてもらっているだけ。
【一発で合格する】という機会を
何度も与えてもらっているだけ。
そう頭を切り替えれば
勉強への意気込みも変わるはず。
そうすれば
「点数をとること」を意識した勉強になるので
おのずと勉強方法も、
答えは何か
を考えるやり方ではなく
答えは選択肢の中のどれなのか
を取捨選択できる技術を磨く方法
に変わっていくはずです。
※勉強方法についてはこちらもご参照ください
せっかく目標を立て、勉強するのであれば
その勉強が結果に確実につながってほしい!
目的と方法を確立すれば
保育士試験は受からない試験ではない!
そう言えると思います。
(保育士試験についてのご参考記事)