ママモスタディ

保育士試験:【独学or講座受講】どちらを選択すべき?

2児を育てるワーママ(夫:単身赴任中)です。

平成30年度前期保育士試験において、独学一発で合格しました。

 

自分の経験がこれから受験を目指す方のご参考になればと思い、

保育士試験を受験してみて感じたこと・考えたことをつづっております。

 

今回は、私も悩みに悩んだ

独学でトライするか、講座を受講するか

についてです。

 

★そのほか受験勉強方法についてはこちらの記事もどうぞ★

 

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結論:自分の性格やライフスタイルに応じて選択せよ

独学か?講座受講か?

まず受験勉強を始める前に、自分自身で選択しなければならない問題です。

受験の入り口にも入っていない段階ではありますが、どちらのドアを選び開けるかによって

その後の勉強時間や費用、生活スケジュールも大きく変わってきます。

なので、慎重に選びたいところです。

 

結論からいうと、

 それぞれのメリットデメリットをよく把握し、

 どちらが自分の性格に合っているのか

 今のライフスタイルに適合できるのか

 という基準で選択すべし

です。

 

私は今ワーママとして働いていますが、

現在の仕事に至るまでに国家試験を含めいろいろな試験に挑戦しました。

その経験から、受験勉強に関して往々にして言えることと考えているのが、

  受験勉強に必要なのは

  「勉強を楽しむ」ことと

  「無理がない」こと

だということです。

人間の脳の発達は、快感・意欲・幸福を感じているときに最も効果があるそうです。

イヤイヤ勉強するより、意欲をもって取り組んでいる方が頭に入ってきやすいということですね。

そのため、受験勉強も「楽しい」と思えればこっちのもの。

そのためには、自分の性格やライフスタイルに合った「無理のない」勉強方法を設定する必要があります。

それが、効率的で直接成果に結びつく勉強方法であると思います。

 

それでは、どのように

 「自分の性格やライフスタイルに合っている」

かどうかを判断するのか?

それは、それぞれの勉強方法のメリットデメリットを知り、

どちらのメリットを選択する方が吉かという視点で考えればOKです。

 

以下、独学と講座受講のメリットデメリットをそれぞれ見ていきたいと思います。

   

 

独学のメリット・デメリット

 ※ここでいう「独学」は、

自分で参考書・問題集を選択し、あらゆる情報を自分で取得する方法をいい

通信講座などで自宅勉強を行うことは含まれません。

通信講座=「講座受講」と考えていただければと思います。

【メリット】

  • 費用が安い(参考書・問題集代金+受験料くらい)
  • 好きな時間・好きな場所で勉強できる
  • 自分のペースで勉強できる
  • 万が一、受験スケジュールを変更する必要が生じたときに柔軟に対応できる(目標を次の回の試験に変更するなど)

【デメリット】

  • 費用をかけていないため、あきらめやすくなる
  • 自分で勉強時間を確保し、律する必要がある
  • 自分でモチベーションを維持する必要がある
  • 時事や実技試験の情報について自分で収集する必要があり、その正確性も自分で判断する必要がある

 

講座受講のメリット・デメリット

【メリット】
  • 自分で問題集を選んだり、情報を取捨選択する必要がない
  • 受講スケジュールがあらかじめ組まれているため、勉強ペースが乱れずらい
  • 競争相手が見えていたり、講師からの激励もあるので、モチベーションを維持しやすい
  • 合格後の就業サポートがついている講座もある
  • 実技試験のサポートを受けられる

【デメリット】

  • 費用が高い(通信講座で5万円程度~、通いの講座だと数十万円)
  • 標準学習期間が設定されているため、自分の都合に合わせた勉強スケジュールは組みにくい
  • 自分の空き時間で手軽に勉強することが難しい
  • 勉強カリキュラムに従う必要があるため、自分のすでにもっている知識に応じた柔軟な勉強がしにくい

通信講座だと、勉強場所の自由さや費用の面で、独学と通学講座のメリットデメリットどちらも中和させるような位置づけにあります。

私が独学を選択した理由

上記のメリットデメリットを考えたうえで、

私は独学を選択しました。

理由は、

<自分の性格>

  • 目標を決めたら割とあきらめづらい。
  • 睡眠時間が少なくても大丈夫。
  • 自分のペースで勉強するほうが好き。

<ライフスタイル>

  • 当時2歳・4歳の子どもを育てながら働いていた。
  • 夫が単身赴任しワンオペで、自分の時間は「歩きながら」「昼食をとりながら」といった隙間時間しか確保できなかった。
  • 受験を思い立ってから受験日まで4か月しかなかった。

という事情があったためです。

 

独学と講座、メリットデメリットを見てみると

全ての人に当てはまるわけではありませんが、

独学

  • 自分でタイムスケジュールを組むことが好きで自律できる方。
  • 短期集中型。
  • 受験日まで時間がない人。働きながらなどで忙しい方。

講座受講

  • 提示された参考書を丁寧に勉強するのが得意な方。
  • 受験日までに余裕があり他律的なスケジュールに対応できる方。
  • 人と関わり、激励しながら勉強することが好きな方。

に合っているのではないかな・・と分析しています。 

 

独学の場合の情報収集の仕方

独学の場合、一番問題となるのが【情報取集】です。

保育士試験は時事問題が出題されたり、勉強方法がよくわからない実技試験の存在もあるので、自分でそれらの情報を取捨選択する必要があります。

講座受講であれば、自動的にそれらの情報が送られてくるのに・・・

と思ったりもしましたが、

ネットやSNSがこれだけ普及していると、簡単なツールでこれらの情報を手に入れることができます。

実際に私が受験したとき、

  • 過去問を分析すると、時事問題は限られた分野(出生率はじめ厚生労働省の統計報告など)からしか出ていない
  • 実技試験は掲載されている動画を見れば様子がわかる

という判断をし、

インターネットを使ってこれらの情報を収集しました。

もちろん、情報の正確性については気を付けました。

 

何年分かの過去問を解くと分かりますが、保育士試験は奇をてらった最新問題などは出してきません。

過去に同じような類型の問題がでていて、その問題を現在に更新させたり、出題する視点をちょっとずらした問題にしたりというものがほとんどです。

そのため、自分で「この情報があるとよさそうだな」という目星を付けてネットを上手に使えば、講座に劣らない情報収集も可能です。

さらに、自分で情報収集しているので、テキストをただ眺めるより何倍も自分の記憶の中に残ります。

そういった利点もある!と、独学経験者として主張しておきたいと思います。

ただし重複になりますが、情報の正確性には留意が必要です。

 

★実技試験は、経験者の方がつづったブログなどが参考になります!私もたくさん助けていただきました。自分の経験がご参考になればと思い、実技試験の記事も作成しておりますのでご覧ください★