保育士試験・科目合格は3年有効!でも、一発合格を勧める理由
夫単身赴任中&2幼児を抱える母です。
平成30年度保育士試験を受験し、約4か月の独学勉強で一発合格をいただきました。
状況的に、ひたすら効率を求めなければ合格が程遠い環境であったため、
- いかに合格ラインに届く勉強方法を考えるか
- いかに時間を有効につかうか
に焦点をあてた勉強方法でした。
今回は、【目指せ一発合格】についてです。
保育士試験は一発合格を目指すかどうかという視点が、試験をパスできるか否かの大きな分岐点になると考えています。
※保育士試験の概要などはこちら
科目数が多い保育士試験。
9科目の幅広い分野から出題され、問題の内容も決して簡単なものではありません。
しかも、1科目でも合格基準(6割)に達しなければ試験合格とはならないため、すべての分野において合格基準以上とれるだけの勉強をしておかなければいけません。
これがなかなか大変。
9科目の勉強はもちろんのこと、9つの試験を受けるだけでも集中力が切れてしまい、これがせめて4つか5つの科目だったらなあ・・なんて思うのも当然です。
そこで!保育士試験の特性として
【1度合格点(6割)とれたら、原則3年以内ならその後の受験で合格科目が免除される】
というものがあります。
※ただし、教育原理と社会的養護については1度の受験で双方6割以上とれなければどちらも不合格となりますのでご注意を
え!合格科目が3年間有効!?
じゃあ一度に9科目合格ラインいかなくても、3年かけて全科目合格できればいいじゃない!
試験勉強前の私はそう思いました。
しかし!
試験勉強を終えた今、断言します。
合格を目指すなら
一発で合格することのみを考える!
【3年間】というのは、あくまで一発で合格できなかったときのセーフティネットでしかありません。
いうなれば、
一発合格を目指さなければ
3年間でも合格できない
と考えます。
矛盾すること言ってるぞ?
と お考えだと思いますが、要は心の問題です。
特に独学は、自分のやる気との勝負。
誰も勉強のペースをチェックしてくれないし、自分が合格水準に達しているかどうか、第三者的な評価もしてもらえません。
「3年間あるから今できなくても大丈夫」
という気持ちは、
参考書を読むとき、難しいところなどがあると…
「まだ時間あるし、ざっとみて後でまた見直せばいいや」
↓
どこが重要でどこに手を抜いていいのかというメリハリがなく、なんとなく参考書の文字を目でなぞるだけになる
過去問を解く練習中。2択or3択まで絞れたものの、1つに決めるのが難しい問題に出くわす
「今回全部受からなきゃいけないわけじゃないし、カンで合ってたらラッキー。なんとなくこれかな?解答みてみよう」
↓
「なんとなく」で答えるクセがついてしまう。「絶対この問題は落とせない‼」という真剣さ・必死さがないと、試験本番で選択肢を1つに絞ることはできない。
という、とてももったいない試験勉強におちいりがちです。
たとえ
一発合格するぞ!
とおもって勉強して残念な結果になってしまったとしても
原則3年という期間は、単にもう一度チャンスを与えてもらっているだけ。
【一発で合格する】という機会を
何度も与えてもらっているだけ。
そう頭を切り替えれば
勉強への意気込みも変わるはず。
そうすれば
「点数をとること」を意識した勉強になるので
おのずと勉強方法も、
答えは何か
を考えるやり方ではなく
答えは選択肢の中のどれなのか
を取捨選択できる技術を磨く方法
に変わっていくはずです。
※勉強方法についてはこちらもご参照ください
せっかく目標を立て、勉強するのであれば
その勉強が結果に確実につながってほしい!
目的と方法を確立すれば
保育士試験は受からない試験ではない!
そう言えると思います。
(保育士試験についてのご参考記事)