ママモスタディ

おうちでできる親子リトミック♪ 脳の発達・集中力・表現力UPに試してみよう!<①4拍子と3拍子のお勉強>

 

リトミックはピアノを使い、集団で行うのが基本です。

でもリトミックを習うとなると

月謝もいるし

子どもを教室に連れて行くのも負担が大きいし

時間や曜日も指定されているし

近くにいい教室があるとは限らないし…

 

なかなか敷居が高いのも事実です。 

 

でも、リトミックには

子どもの脳の発達、運動能力の向上などにおいて

いいことがたくさんあります。

何より子どもは音楽が大好きです。

↓詳しくはこちら

www.study-mama.com

 

そこで、

ピアノを使わず

親子で簡単におうちできる

「いつもの遊び」にリトミック要素を取り入れてみる方法

 

について、何回かに分けてご紹介していきたいと思います。

 

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今回は、<4拍子と3拍子の違い>を子どもが習得するためのリトミック遊びについてです。

 

拍子とは?

「拍子」とは何か?と聞かれると

言葉で正確に表現するのは難しいけれども

「1,2,3,4で拍子をとりながら歌を歌って・・・」

といわれれば、なんとなく

「1,2,3,4」のリズムに合わせながら歌を歌うことはできるのではないでしょうか。

「拍子」とは、リズムを形成する基本的な単位で、楽譜では小節に一致します。

 

たとえば「カエルの歌」は、1つの小説の中に「4」分音符が4つ入っているので、「(4分の)4拍子」です。

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※手書きなのでいろいろ雑ですみません汗

 

日本の歌は、「4拍子」が多いです。

なので、急に3拍子になるとリズムが狂うという方も多いと思います。

え、日本で有名な3・3・7拍子は?

と思われる方もいるかもしれません。

あれは厳密にいうと「4拍子」です。

ピ・ピ・ピ・(ウン)/ピ・ピ・ピ・(ウン)

と、間におや休みのウンが入っています。

これも拍子に1つ数えられますので、私たちは

「4・4・8拍子」に「3・3・7回」の手打ちをしているのです。

 

日本人の苦手?とする「4拍子以外」のリズムを含め、

小さいころから「拍子」を意識し身体に刻ませることで

色々なリズムに順応できる子どもに育ちます。

 

<拍子の遊び①>拍子の違うお歌を歌いながら、身体で拍子を体感

お子さんと一緒に生活される中で

色々な童謡を聞いたり、歌ってあげたりする機会も多いと思います。

 

繰り返しになりますが

子どもは音楽が大好きです。

 

大好きなお母さん・お父さんと一緒に

大好きな音楽に触れあうことは

子どもの脳にとっていいことずくめです。

 

そこで、歌をうたって

お子さんと楽しんでいる機会を利用し

「拍子」を意識した遊びに発展させてみましょう。

 

日本の童謡で有名な

「ぞうさん」

 

これは珍しく

3拍子です!

「ぞーうさん」で1・2・3の拍です。

 

そこで、お子さんと歌うとき

1・2・3を身体で感じさせながら歌ってみます。

 

こういう感じです。

 

【小さいお子さんの場合】

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※周囲に注意し、お子さんをしっかり抱っこし落下などの危険がないようご留意ください

 

【大きいお子さん(2、3歳~)の場合】

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このようにして、3拍子に合わせて身体を左右にスイングさせます。

 

1・2・3が数え終わるまでに身体の流れをターンする

という身体の動きをコントロールすることにより、

身体で拍子を感じ、自然に3拍子を習得することができます。

 

さらに効果的なのは、

4拍子や2拍子の曲も混ぜながら行うことです。

 

異なる拍子を織り交ぜそれぞれを対比することで

より拍子を意識します。

4拍子の場合は「1・2・3・4」の間に身体を一つの方向に振るので

3拍子より動きがゆっくりになります。

反対に、2拍子の場合は「1・2」の間に身体を振らなければいけないので

スピードを上げなければいけません。

 

拍子を身体で表現するためには、そういった

時間や速さ・力の強さをコントロールしなければならないので

脳にも運動能力にも、いいことづくめですね!

 

 

 

 

有名な童謡の拍子を上げるとこんな感じですので、

ぜひご活用ください。

 

【3拍子】

  • ぞうさん
  • うみ
  • こいのぼり
  • ハッピバースデー(実は3拍子です!はじめの「ハッピ」だけで1小節なので「バースデー」から「1・2・3」と数えるといいと思います)
  • エーデルワイス
  • ふるさと

【4拍子】

  • ちょうちょ
  • チューリップ
  • アイアイ
  • おかあさん
  • あわてんぼうのサンタクロース
  • 七つの子

 ほか多数

おまけ:【2拍子】

楽譜によっては、2拍子の曲が4拍子で構成されていたり、あるいは逆も見受けられます。私自身が子どもと2拍子で遊ぶときは、「しゃぼん玉」「ドレミの歌」「夕焼け小焼け」を多用しています。

 

<拍子の遊び②>ママパパへの肩たたきに拍子を取り入れる

小さいころ、自分は父親によく肩たたきを(頼まれて…)していました。

自分も肩こりなので、よく娘に

「肩たたきしてちょうだい~」とお願いしています。

はじめはやる気だった娘も、だんだん

「え~また~」

となってくるので

ちょっと拍子をいれて遊んでみました。

 

「トントントン」とたたく中に、

「パチン」の手拍子を入れます。

 

「パチン・トン・トン」

「パチン・トン・トン・トン」

この2つをまず教えます。

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「パチン・トン・トン」→【3】

「パチン・トン・トン・トン」→【4】

という表示でリズムを覚えさせます。

【3】は3拍子、【4は】4拍子で成り立っています。

 

そして、このリズムで叩くことが慣れてきたら、

親「ハイ、3!」

→パチン・トン・トン、パチン・トン・トン・・で肩たたき

親「次は4!」

→パチン・トン・トン・トン、パチン・トン・トン・トン・・で肩たたき

 

という具合に、「3拍子肩たたき」と「4拍子肩たたき」の2つを

瞬時に切り替えられるか、というゲームをしながら肩たたきしてもらうのです。

 

ついつい「4!」と言われたのに

パチン・トン・トン、パチン・・

「あーっ!それは3でしょ~笑」

などと、遊び感覚でできます。

 

ここで重要なポイントは、

ママパパの「次は3!」という掛け声のタイミングです。

要点は

  • 次の「パチン」にいく前
  • 子どものリズムに合わせて

掛け声をすることろにあります。

 

たとえば、今3拍子で肩たたきをしているとしたら

「パチン・トン・トン」の

トントン」のリズムに合わせて

次はよん

と声かけするという具合です。

 

今4拍子で肩たたきしている場合は、

「パチン・トン・トン・トン」の

最後の

トントン」のところに合わせて

次はさん

と声掛けしてあげれば、

子どももスムーズに次のリズムに移れるはずです。

 

 

ぜひ、お子さんとの遊びに1つ取り入れてみてください!

 

 

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